富田至誠


この油彩画は、曽祖父が描いたものです。

姉妹で、どちらかがわたしの祖母、もう一人はこどものころに亡くなったと聞いています。

祖母から母、母からわたしに受けついで、大切にしています。

曽祖父は熊本県で美術教師をしていました。

木枠から外され画布だけの状態で額装されていたものは、ひびが入り所々絵の具が剥がれて状態はよくないですが、その筆致や色使いから学ぶことは多く、画室「いしとゆき」に掲げています。

「いしとゆき」は本屋ですが、半分を画室として、絵を描いたり何かを作ったりしています。